マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われたF1スペインGP1日目を振り返って、次のようにコメントした。
■エリック・ブーリエ「うまく進歩できている」
「このサーキットで行ってきたテストの量を考えれば、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットでは単に調整を行って走るだけだろうと考える人もいる。実際には、そういう簡単な話ではないんだ。冬にテストをした際の気温や2月から5月にかけてシャシーとパワーユニットの改善も進んでいる。そういうことからここで理想的なバランスを見つけることはしばしば難しくなるものなんだ」
「今日はクルマのスイートスポットを見つけるのに少しばかり苦労した。だが、進歩に関しては前向きな感触を得て終えることができた。加えて、このレースにはかなり包括的な改善パッケージを持ち込んでいる。だから週末の残りに向けて一連のパーツのなかでどの要素が効果的なのかということを検討する必要がある」
「昨晩と今日のメカニックたちのハードワークには敬意を表さないとね。彼らには山ほどやることがあったんだ。修理を行い、改良パーツを装着し、2つのセッションでクルマを管理しなくてはならなかった。だが、彼らは素晴らしい仕事をやってのけたよ」
「まだやるべきことはたくさん残されている。だが、我々はすでに多くの進歩を達成したよ」