マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われるF1スペインGP(15日決勝)に向けて意気込みを語った。
■エリック・ブーリエ「アップデートの評価を行う」
「ソチ(第4戦ロシアGP)でのダブルポイント獲得が、本拠地ウォーキングやさくら、ミルトンキーンズで働くチームを鼓舞したのは間違いない。だが、それはあくまでもスタート地点に過ぎない。残りのシーズンはここからさらに上昇カーブを描き続けていきたい」
「ロシアでは、ほかの不運につけ込んだ面も確かにあった。しかし、両ドライバーはマシンバランスについて前向きな評価をしており、しっかりとした土台ができたことを確認できた。また、向かっている方向性が正しいという自信にもつながっている」
「バルセロナでは、アップデートの評価を行う。ほかの多くのチームも同じだろう。忠実なスペインのファンがきっとフェルナンド(アロンソ)とチームを応援してくれるはずだ。そうしたファンのために見応えのあるレースをし、ヨーロッパシーズンに向けて良い流れを作りたい」