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レッドブル昇格のフェルスタッペン「プレッシャーは感じていない」

2016年05月06日(金)19:14 pm

突然、トップチームのレッドブルへ昇格が決まった18歳のマックス・フェルスタッペンだが、プレッシャーなどは感じていないと主張した。

■レッドブルに行ってもプレッシャーは変わらない

レッドブルのドライバー育成責任者であるヘルムート・マルコは、次戦F1スペインGP(15日決勝)を前に突然ダニール・クビアトを降格することにしたのは、彼がチームメートのダニエル・リカルドに負けないようにしなくてはならないというプレッシャーに耐えられなくなっていたためだと説明している。

だが、昨年17歳の若さでF1デビューを飾り、将来のF1チャンピオン候補だと誰もが認めるフェルスタッペンは自身のウェブサイトに次のように語っている。

「正直に言って、今以上にプレッシャーが増えるとは思わないよ」

「もちろん、これからはトップチームでレースをすることになる。だけど、最終的には常にベストを尽くすということだけさ。僕としては、これまで以上のプレッシャーを感じたりはしていないよ」

■父親がシーズン中の昇格を求めていた?

今回の突然のドライバー移籍に関しては、フェルスタッペンの父親である元F1ドライバーのヨス・フェルスタッペンがチームに対してシーズン中に昇格させるよう圧力をかけていたものだと考えられている。

伝えられるところによれば、現在のフェルスタッペンとレッドブルの契約には、仮に2017年にレッドブルへの昇格がかなわなかった場合には、フェルスタッペンには自由にほかのチームとの交渉を行うことができるということが盛り込まれているのだという。

フェルスタッペンに関しては、ほかのトップチームであるフェラーリやメルセデスAMGも興味を抱いていると伝えられており、レッドブルとしては今シーズンの途中でフェルスタッペンをレッドブルに昇格させることで、他チームからの引き抜きを阻止するという思惑もあるのかもしれない。

フェルスタッペンは次のように続けている。

「正直な話、僕はレッドブルにとても満足していたよ。移籍する理由などまったくなかったし、もちろん今回このチャンスが与えられたことでさらに移籍する理由はなくなった。ここにいられて満足だよ」

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