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メルセデスAMG「またもハミルトンにトラブル発生」/ロシアGP2日目

2016年05月01日(日)2:21 am

メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンが、ソチ・オートドロームで行われたF1ロシアGP2日目を終え、次のようにコメントした。

【結果】F1ロシアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

■ニコ・ロズベルグ「まだ油断はできない」
フリー3/2番手
予選/ポールポジション
「今日は僕にとってはすごくいい予選セッションだった。Q2ではすごくいいリズムに乗ることができた。そしてQ3ではほんの少しフロントウイングを下げたんだけど、そうしたらバランスが完ぺきによくなったんだ。コース上のクルマでああいう感触を得られることはめったにあることじゃないよ。だからそれを実現してくれたみんなにお礼を言うよ」

「Q3での最初のラップは本当にうまくやることができたし、それで十分だという自信をかなり感じていた。だから2回目のラップではさらに全力で臨んだんだ。そうしたら大きくロックさせてしまった。だからあのアタックはそこでやめることにしたんだ」

「またポールがとれてうれしく思っている。だけど明日のレースは長いし、何が起こるか分からない。ペースに関しては僕たちが速そうだけど、ライバルたちのことを過小評価することなどできないのは確かだ」

「彼らは今週末も不運に襲われてしまった。セバスチャン(ベッテル/フェラーリ)はギアボックスの問題を抱え、ルイス(ハミルトン)にはまたエンジンの問題が発生してしまった。だけど、これまでのレースでも見てきたように、彼らはすぐにばん回することができるし、後方から順位を上げてくるからね。明日がどうなるか、様子を見ることにしよう」

■ルイス・ハミルトン「明日はできる限りのことをするだけ」
フリー3/トップ
予選/10番手
「当然ながら、またも走ることができなかったことを喜べるわけはないよ。だけど、人生なんてそういうものさ。問題があるのは知っていたし、中国で抱えた不具合と同じものだとすぐに分かったよ」

「Q2では感触をつかむために2回目の走行に出たんだけど、前回と同じようにパワーが失われた感触があったんだ。上海でそれが起きたときは、そんなことはこれまで経験したことがないものだった。残念ながら、今回もそれがまた発生してしまったんだ。だからよく調べる必要があるね」

「僕はこういうことに関して縁起をかつぐほうではなかったし、これからも絶対そんなことはしないよ。これに関して僕にできることは何もない。だから気持ちを切り替えてレースに臨むだけさ。まだ自分がどの位置からスタートすることになるのか分からないし、どうなるか様子を見るしかない。だけど、僕は絶対にあきらめないし、レースではばん回するためにいつものようにできる限りのことをするよ」

「追い抜きが簡単なサーキットではない。タイヤのデグラデーション(性能低下)レベルを考えれば、ここで追いかけていくのはかなり厳しいし、順位を上げるのも簡単ではないだろうね。だけど、長いストレートがあるし、僕たちのペースはいい。だからクルマを無事に走らせ続けることさえできれば、きっとまずまずのポイントも狙えると信じているよ」

※ハミルトンについては、予選Q1でコースアウトした際に定められたルートを通らずにコースに戻ったとして審議対象となっていた。だが、警告処分にとどまったことで、決勝は予選結果と同じ10番グリッドからスタートすることになる。

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