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トロロッソ「ロシアでもポイント獲得をめざす」/ロシアGPプレビュー

2016年04月27日(水)16:42 pm

トロロッソのマックス・フェルスタッペンとカルロス・サインツが、ソチ・オートドロームで行われるF1ロシアGP(5月1日決勝)に向けて意気込みを語った。

■マックス・フェルスタッペン「今年はスムーズなレースを期待」
「ロシアで最初に思い出すのは予選結果がよかったことかな。可能な限り上の位置からレースをスタートできるのはいいものだし、ロシアでは9番手からのスタートだったからすでにポイント圏内に入っていたわけだしね」

「残念ながら、決勝ではいいスタートを決めることができなかった。僕がターン1に差し掛かったときにヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が僕の前でスピンしてしまったんだ。それでターン2で彼と接触してしまい僕はパンクしてしまった。あれは痛かったよ。僕のクルマはダメージを負ってしまい、それ以降はすごく難しくなってしまった。それでも、僕は全力を尽くしたよ」

「サーキットには90度コーナーがたくさんある。だから、いい走行ラインを見つけるのが難しいんだ。ターン13から16にかけてはこのサーキットでも特に複雑な部分だね。あそこはすべて低速コーナーだから、正しいポジショニングができればあそこでかなりラップタイムを稼ぐことができるよ」

「このサーキットの中で特に好きなのはターン3だ。あそこはアクセル全開でオリンピックの旗の中を駆け抜けることになる。ターン2まで来るとその旗が目に入ってくるんだ」

「中国ではいいレースができたから、ソチでもまたいい結果を残したいと思っているよ」

■カルロス・サインツ「昨年の大クラッシュを思い出す」
「ソチでのレースでは、スタートのときにスリップストリームを使うチャンスがあるから、4台のクルマが横に並んでターン2に向かうことだってあり得るよ」

「ひとつだけ僕が気に入らないのは、その第2コーナーに広いアスファルトのランオフエリアがあることなんだ。あそこでは多くのクルマがコーナーを正しく曲がろうとせず、横に広がって走ろうとするからね。ターン3はすごくいいコーナーだよ。ほぼ平たんなすごく長いコーナーだから、シフトアップしながら走り続けていくんだけど、かなり強い横Gを受けることになるよ」

「ターン4はいい追い抜きスポットだったことを覚えている。そのあとには4つの90度コーナーが連続するんだ。そしてバックストレートへと向かうことになる。ターン13も追い抜きがしやすいところだ。だけど、昨年はこの部分で恐ろしいクラッシュを起こしたことも記憶に残っているよ。あのクラッシュは僕のここまでのキャリアで最大のものだったからね。サーキットの最後の部分も4つの90度コーナーで構成されている。1周を通じて壁もかなり近いし、それがさらに難しさを増しているよ」

「去年のレースはかなりワクワクするものだったから、今年もまたそういうレースができることを期待している。そしてポイント獲得を継続していきたいね」

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