マツダ株式会社(以下、マツダ)は、「マツダ ロードスター(海外名:MX-5)」の累計生産台数が4月22日に100万台に達したことを発表した。
●マツダ・ロードスター、世界カー・オブ・ザ・イヤー2016とデザイン部門のダブル受賞
1989年4月に宇品第一工場で初代モデルの生産を開始して以来、27年での達成となる。
「ロードスター」の100万台達成にあたり、マツダの小飼 雅道(こがい まさみち)代表取締役社長兼CEOは次のように語った。
「初代の登場以来、これまで3度のフルモデルチェンジをしながら今日まで販売を続けることができたのは、世界中で『ロードスター』を支持してくださっているお客さまのおかげです。
マツダは今年で創業96周年を迎えましたが、節目となる100周年に向かって、『ロードスター』を今後もマツダブランドを象徴する車としてお客さまに走る歓びをお届けすることで、お客さまとの間に特別な絆を持ち、選ばれ続けるオンリーワンのブランドになることを目指しています」。
■100万台達成記念
マツダは累計生産台数が100万台達成できたことについて、オーナーやファンにこれまでの感謝を伝えるため、『100万台達成記念車』を5月3日に開催される広島県最大級の祭典「第40回ひろしまフラワーフェスティバル」の花の総合パレードへの参加をはじめ、日本国内、世界各国のファンイベントを巡回し、展示することを予定している。
■あらためて「ロードスター」とは
「ロードスター」は、「走る歓び」を訴求するマツダのクルマづくりを象徴する商品。
1989年の発売以来、ライトウェイトスポーツカー特有の“Fun(楽しさ)”を一貫して提供することにより、「ロードスター」は国や文化、世代を超えた様々なユーザーから支持されてきた。
これまでに日本だけでなく、世界の国々でも200を超える賞を受賞し、2015年に発表した4代目ロードスターは、「2015-2016 日本カー・オブ・ザ・イヤー」、2016年「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」「ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」をダブル受賞するなどグローバルに高い評価がされている。
■生産累計世界一の『ギネス世界記録』を更新中
「ロードスター」は「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一のギネス世界記録を更新し続けており、今回の生産累計100万台達成を機に、新たな記録に挑戦していくという。
■「ロードスター」の沿革
1989年 2月 | 米シカゴモーターショーにて初代ロードスター発表 |
1997年10月 | 東京モーターショーで2代目ロードスター発表 |
1998年12月 | 10周年記念限定車発表 |
2000年 5月 | 「2人乗り小型オープンスポーツカー生産累計世界一(531,890台)」ギネス世界記録認定 |
2002年 1月 | 累計生産台数60万台達成(ギネス世界記録認定) |
2005年 3月 | ジュネーブモーターショーで3代目ロードスター発表 |
2005年 4月 | 累計生産台数70万台達成(ギネス世界記録認定) |
2006年 7月 | 英国国際モーターショーでリトラクタブルハードトップモデル発表 |
2007年 1月 | 累計生産台数80万台達成(ギネス世界記録認定) |
2009年 7月 | 20周年記念車発表 |
2011年 2月 | 累計生産台数90万台達成(ギネス世界記録認定) |
2014年 4月 | 25周年記念車発表 |
2014年 9月 | 4代目ロードスター発表 |
2016年 3月 | ニューヨーク国際モーターショーでロードスターRF発表 |
■国内の「ロードスター」100万台達成記念車展示予定
2016年 5月3日 | 第40回ひろしまフラワーフェスティバル 花の総合パレード |
2016年 5月8日 | オアシス ロードスター ミーティング |
2016年 5月12日-27日 | マツダブランドスペース大阪 |
2016年 5月29日 | 軽井沢ミーティング2016 |