今年はピレリのタイヤテストが増えたことから、テストに参加する機会もあるだろうとフェラーリの控えドライバーを務めるジャン-エリック・ベルニュが話している。
F1はさらなるスピードアップを目指して、2017年から車両規格とタイヤサイズの変更を予定している。
F1を統括するFIA(国際自動車連盟)は、2017年から使用する幅広のタイヤを開発するために、シーズン中のテストを増やせるようルールを変更し、世界モータースポーツ評議会でも承認された。
これによって、2016年から2018年までに25日分のタイヤテストが認められた。また、2016年に関しては、従来のサイズで製造した2017年のプロトタイプタイヤを、2013年か2014年のマシンを使用してテストすることも認められている。
■今年は「フェラーリに乗る機会がある」とベルニュ
タイヤテストへの参加に関しては、メルセデスAMG、フェラーリ、レッドブル、ウィリアムズ、マクラーレンなどが申し出ている。
25歳のベルニュは、フェラーリの控えドライバーとしてレースに同行する傍ら、フォーミュラEにも参戦している。フランスのテレビ局『Canal Plus(カナル・プリュ)』にテスト参加の可能性があると語った。
「名高いスクーデリアの一員でいるのは信じられないようなことだ」
「今年はフェラーリに乗る機会もきっとあると思う。もちろんグランプリのある週末ではないけれど、たぶんピレリのテストでね」