レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、ソチ・オートドロームで行われるF1ロシアGP(5月1日決勝)に向けて意気込みを語った。
■ダニエル・リカルド「合わないコースでもいいレースができている」
「過去2年間はコースが僕たちに合わなかったけれど、今年はここまで、僕たちに合うと思っていなかったコースでいいレースができているから、どうなるか見てみよう」
「過去のレースではグリップが低かった。去年は少し良くなっていたけれど、それでもかなり滑りやすかったし、タイヤがあまり摩耗しないから、ピットストップも多くはなかった」
「ダニー(クビアト)にとってレース前は忙しい1週間になるね。でも、オーストラリアとは比較にならないと思うよ。シーズン開幕戦で、メディアが多いから。とは言え、彼の気持ちは分かる。生き残るのに必死の1週間なんだ」
■ダニール・クビアト「ホームレースがあって幸運だ」
「グランプリのためにロシアに戻れるのですごくワクワクしている。僕にとって大切なレースだ。家族や友人はもちろん、僕やチームを応援に来てくれる大勢のファンとソチで会えるのはいいものだよ。待ちきれない!」
「僕は4コーナーが一番いいコーナーだと思う。そこには僕の名前が付いたスタンドもある。あのコーナーではレース中によく自分の顔を目にするよ。そういう応援はすごくうれしい。何かクールなことを言いたいときには、“僕には自分の名前が付いたスタンドがあるんだぜ!”って言うんだ」
「忙しい1週間になるだろうね。ダニエルもオーストラリアで忙しい1週間を過ごしていたから、ある意味、そのお返しみたいなものかな。でも、最初の数戦でいいリズムに乗れたから、もう慣れている感じだ。それにホームレースなんだから、いつも以上に力もわいてくるよ。ホームレースがあるのはとてもうれしいことだ。どのドライバーにとっても特別なものだよね。自分は幸運だと思う」