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マノーの新人ウェーレイン「ザウバーやルノーと競うことができている」

2016年04月21日(木)19:18 pm

今季F1デビューを飾ったパスカル・ウェーレインが、マノーはもはや最下位が定位置だったころのチームとは違うと主張している。

2014年まではケータハムと最下位争いを展開していたマノー(旧マルシャ)だが、経営破たんに陥ったケータハムが消えた2015年シーズンは、まさに最下位独占状態が続いていた。

だが、メルセデスパワーユニットを搭載し、ウィリアムズからも技術協力を得ることになった今年はそうした状況に変化が訪れているようだ。

メルセデスの秘蔵っ子とも呼ばれ、昨年史上最年少でDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)チャンピオンに輝いたウェーレインは、ライバルたちがトラブルを抱えたり、ペナルティーを受けたりしたという要素もあるものの、第2戦バーレーンGPでは13位でフィニッシュ。前戦中国GPでもハース、ザウバー、ルノーらのドライバーよりも上位となる18位でチェッカーを受けている。

21歳のウェーレインは、母国ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に対し、「4台に勝ったけれど、もっと大きな飛躍が必要だね」と語りつつ、次のように付け加えた。

「僕たちはザウバーやルノーと同じペースで走ることができているよ」

今季、3レースが終わった時点でまだチームとして1ポイントも獲得できていないのは、ルノー、ザウバー、そしてマノーの3チームだけとなっている。

いまだノーポイントではあるものの、ウェーレインはバーレーンで13位フィニッシュしたことにより、ドライバーズランキングではザウバーのフェリペ・ナッセ、ハースのエステバン・グティエレス、チームメートのリオ・ハリアントの上20番手に位置している。

ちなみに、そのウェーレインの上19番手にジェンソン・バトン、18番手にフェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダ勢が並んでいる状態だ。

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