2016年F1第3戦中国GPが4月16日(土)、上海インターナショナル・サーキット(1周/5.451km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間13時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。
セッションは激しく雨が降りしきる中でスタート。序盤は各チームとも様子をうかがう状態となる。開始15分ほどが経過し、雨脚が弱まり始めるとともに徐々にドライバーがコースに入り始めた。
当初は雨用タイヤの中でも水量が多いときに用いるウエットタイヤでの走行が続くが、路面の状況が改善され始めると、浅溝のインターミディエイトを装着するドライバーが増え、タイムも徐々に短縮されていった。
しかし、コンディションが大幅に改善されることなく、メルセデスAMG勢、レッドブル勢、マクラーレン・ホンダ勢などはタイム計測を行うことなく予選前最後のセッションを終えている。
結局、セッションの残り時間が20分ほどとなった時点でベッテルが出した1分57秒351が、このセッションでの最速タイムだった。
2番手から10番手までの結果は次のとおり。2番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、3番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、4番手カルロス・サインツ(トロロッソ)、5番手エステバン・グティエレス(ハース)、6番手ジョリオン・パーマー(ルノー)、7番手ケビン・マグヌッセン(ルノー)、8番手パスカル・ウェーレイン(マノー)、9番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、10番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)。
F1中国GP予選は、このあと日本時間16時から始まる。
● 【映像】フリー走行3回目ダイジェスト映像
【P3結果】F1中国GPフリー走行3回目、タイム差、周回数