TOYOTA GAZOO Racingは今週末より始まる、2016年FIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦シルバーストーン6時間レースに参戦、ハイダウンフォース仕様のTS050 HYBRIDを持ち込む。
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トヨタは5年目の参戦となる今シーズンのWECに新型TS050 HYBRIDを投入し、ライバルのポルシェ、アウディと全9戦で争う。
TS050 HYBRIDは、燃料流量や総エネルギーが制限された今年のWEC車両規則の中で、最高のパフォーマンスを発揮すべく、新たに開発した「2.4リッター直噴ツインターボエンジン」と、「8MJ対応のハイブリッド・システム」を組み合わせたパワーユニットを搭載している。
2台のTS050 HYBRIDには、どちらも地元イギリス出身のドライバーがステアリングを握る。その一人、2014年のWECチャンピオンであるアンソニー・デビッドソンはセバスチャン・ブエミ、中嶋一貴と共に#5号車を、同じくイギリス人のマイク・コンウェイはステファン・サラザン、小林可夢偉と#6号車を駆る。
■シルバーストーン6時間レースにおけるTOYOTA GAZOO Racingの戦績
2012年
#7号車 予選3番手、決勝2位
2013年
#7号車 予選1番手、決勝4位
#8号車 予選2番手、決勝3位
2014年
#7号車 予選1番手、決勝2位
#8号車 予選5番手、決勝1位
2015年
#1号車 予選4番手、決勝3位
#2号車 予選6番手、決勝4位
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