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ルノー「初ポイント獲得を狙う」/中国GPプレビュー

2016年04月10日(日)11:52 am

ルノーのケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーが、上海インターナショナル・サーキットで行われるF1中国GP(17日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ケビン・マグヌッセン「トラブルさえなければ初ポイントも可能」
「すごくワクワクしているし、初ポイントを獲得したいと思っている。パンクやペナルティーのない普通のレースになれば、僕たちにはそれができると思っているよ」

「2014年に(マクラーレンで)ここで走ったときは最高とは言えなかった。クルマにてこずらされたし、13位でのゴールだった。もちろん、2回目となる今回はもっといい結果を期待している」

「レイアウトは面白いけれど、すごく広いサーキットだし、ランオフエリアもたくさんあるから、思ったほどのバトルの面白さはないように感じる。いい高速コーナーがいくつかある。特にターン1への進入は格別だね。サーキットにおいて最高速に達するところからそこに向かうことになるんだけど、かなり長いコーナーの最後に差し掛かるころには時速60kmくらいになってしまうんだ」

「DRSゾーンが2か所あるから、そこがまずは追い抜きのポイントになる。最大のチャンスは最初のコーナーへ入るところだね。DRSのおかげで前のクルマにかなり接近することができるからね。とは言え、僕は1周のうちどこであろうとチャンスがあればそれを狙っていくよ」

「僕たちは自分たちの弱点も分かっているし、それを考えれば、上海は恐らく僕たちにとってあまり合うサーキットではないだろう。だけど、いいレースが展開できればポイントも狙えると思っている。すごくやる気に満ちているし、ワクワクしているよ」

■ジョリオン・パーマー「失敗は許されないサーキット」
「去年フリー走行1回目でここを走ったことがある。だからこのサーキットについてはよく分かっているよ。気温がかなり低くなることがあるし長いコーナーもあるという難しさがある。フロントタイヤにグレイニングが発生しやすいんだ。リアのほうが厳しかったバーレーンとはほぼ正反対のサーキットだよ」

「すごく腕が試されるコーナーがいくつかある。ターン1はかなり独特だよ。それ自体が連続コーナーみたいになっているからね。バックストレートに向かうところにも長いコーナーがあって、そこでも左フロントにグレイニングが発生しやすいんだ。ストレートはすごく長いしDRSゾーンも設けられているから、そこで前のクルマとできるだけ接近し、スリップストリームを使って追い抜くことを目指していくし、その後にはどこでブレーキをかけるかを考えることになる。カレンダーの中でも最長レベルのストレートだし、まさに1周の終わりにそこを迎えることになる。能力を最大限に発揮する必要があるし、へまは許されない。ストレートが長いということは、タイヤの温度も下がってくるということだし、ブレーキの温度も下がる。コーナーに向かうときにはその両方が最大の機能を発揮できるようにする必要があるんだ」

「このサーキットには2つの面がある。最後のほうにはすごく長いストレートがあり、強いブレーキングが必要だ。そしてそこから2つ目のDRSゾーンがあってターン1へと向かうことになる。だからそこに追い抜きのチャンスも生まれる。一方、中間区間は高速コーナーにどう対応するかが難しくなる。そこでは前のクルマを追いかけるのは簡単なことではない。だけどコーナー自体は挑戦しがいがあるよ。上海ではタイヤをどういたわるかということが重要な要素になる」

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