2016 オートバックス SUPER GT第1戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が4月8日(土)、岡山県美作市にある岡山国際サーキットで開幕した。
開幕初日は曇り空ながらGT500クラス予選開始時の午後3時には気温が23度まで上昇。絶好のコンディションで開幕戦を迎えることになった。
3年目を迎えるNSX CONCEPT-GTは、今年も5チーム5台がシーズンを戦う。
■予選、ホンダはQ2進出ならず最高位は11位
ホンダは予選でQ2に進出できず、予選最高位は11位にとどまった。決勝での巻き返しを誓う。
82周で争われる決勝レースは、明日10日(日)の午後2時45分頃にスタートする予定。
■武藤英紀
♯15 ドラゴ・モデューロ・ホンダ・レーシング
「今朝の走り始めからライバルとのギャップを感じていたので、予選は厳しい戦いになると予想していました。チームスタッフの努力によりマシンが改善されたため、ベストを尽くして走りました。現時点では納得できる結果です。
昨年からマシンの重量が軽くなりましたが、重量バランスも変化したためにセッティングの部分では他メーカーに遅れを取っている状況です。マシンのポテンシャルは感じているので、明日はさらに調整を重ねて決勝レースを戦いたいと思います」
■野尻智紀
♯8 オートバックス・レーシング・チーム・アグリ
「午前中のフリー走行で、リアのスタビリティに問題が出たために4周しか走ることができませんでした。チームスタッフが一生懸命に原因を探して調整してくれたため、かなり乗りやすくなりましたが、ぶっつけ本番の予選タイムアタックだったのでQ2に進出することが出来ませんでした。
昨年より重量が軽くなったおかげでコーナーリングの感触は良いので、セットアップを進めてタイヤの磨耗を抑えながら決勝を有利に戦えるようにチームスタッフとミーティングを進めていきます」
■松本雅彦
Honda GT プロジェクトリーダー
「悔しい結果となりました。15号車はQ2に進出できる感触がありましたが、残念ながら他車に引っかかってしまう不運がありました。車体の挙動やタイヤのグリップ感が不足しているとのフィードバックを受けていますが、Hondaとしてのセッティングがまだ確立できていないことが原因です。
決勝ではロングランでの速さを引き出し、追い上げを図るための作戦を練ります」
●【SUPER GT動画】開幕戦予選ダイジェストはこちら
●【SUPER GT動画】GT300予選ハイライト映像はこちら