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【マクラーレン・ホンダ】エンジンの信頼性向上で開発も進むとバトン

2016年03月26日(土)21:27 pm

マクラーレンのジェンソン・バトンは、2015年より開発スピードを上げる必要があると話している。

昨年のマクラーレンは、ホンダエンジンに信頼性のトラブルが頻発して走行が妨げられたこともあり、マシン開発を思うように進められなかった。

今年の成功に必要な要素は何かと聞かれると、バトンは次のように答えている。『F1i.com』が伝えた。

「改良を進めて、第1戦のものから大きく成長することだ。昨シーズン1年間での改良以上の進歩が必要だね」

「確かに開発は進んだけれど、十分ではなかった。だから、今シーズンはもっと急カーブで進歩することが必要だ」

■進歩したホンダエンジン、まだ課題も

エンジンと空力面の両方で大きな改良が必要であることはチームも認識しており、それが重要だとバトンは語る。

「どちらのファクトリーも全開で取り組んでいる」

「(パワーユニットは)間違いなく進歩した。でも、本当に競争力があると言えるようになるまでには、まだやるべきことが山のようにある。デプロイメント(蓄えた電気エネルギーの使用配分)に関しては大きく前進し、ほかのメーカーにかなり近づいた」

「パワーに関してはまだ道のりは遠い。でも、クルマの空力に関してもまだ道のりは遠いんだ。進歩できる余地は多いし、たくさんの改良が投入を待っているよ」

■信頼性向上が開発にも貢献

バトンは、パワーユニットの信頼性向上が開発にも貢献すると話している。

「重要なのは、今はパワーユニットの信頼性がいいという点だ。だから開発スピードもはるかに上がる。それが見て取れてうれしいよ」

「空力面も、冬から現在までにいくつか改善したけれど、もっと必要だ。僕たちはどのレースでもダウフォースを増やそうと懸命に取り組んでいるよ。単なるダウンフォースじゃなくて、使えるダウンフォースをね」

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