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フォーミュラE『六本木』大会、テレ朝に3Dシミュレーター登場/期間限定

2016年03月22日(火)2:15 am

2シーズン目の「フォーミュラE世界選手権」。テレビ放送をしているテレビ朝日(地上波、BS、CSで放送)は、2015年「テレ朝夏祭り」でドライブシミュレーターを設置していた。そしてこの春、そのドライブシミュレーターをより進化させた形で、テレビ朝日本社1Fアトリウムに登場させた。

振動が伝わるリアルなハンドル操作、フォーミュラE独特のモーター音を感じられ、ドライバー気分を満喫できるシミュレーターだ。

■日本開催への序章となるか?六本木を疾走!

今回のシミュレーターは、オキュラスリフト(Oculus社が開発したバーチャルリアリティ向けヘッドマウントディスプレイ)と連動させ、プロレーサー目線の完全3D再現に成功した。

しかも、コースに注目だ。市街地レースが最大の特徴であるフォーミュラEの日本開催を見据え、東京・六本木ヒルズのテレビ朝日を起点に六本木の街を走行する完全オリジナルコースを独自に作成した。

シミュレーターは、ヘッドマウントディスプレイを装着し、アクセルとブレーキ、ハンドル操作だけのシンプルな構造。小学生以上なら誰でもフォーミュラEの世界を味わえる。

これはゲームではなく、プロレーサーも使用するシミュレーターとして制作されているため、ハンドルをわずかに動かすだけでスピンしてしまったり、カーブはブレーキを踏んでスピードを落とさなければ曲がりきれないなど、テクニックが要求される。

プロのレーサーと同じ感覚で運転を楽しめるが、ゲームに慣れ親しんだ子どもは巧みにマシンを操るシーンも。

また、シミュレーターには自動運転モードも設定されているため、プロのレーサーがマシンを運転する速度で六本木の街を疾走する感覚をバーチャルに体験することも可能だ。

コースとなっている六本木の風景は、実際の建物はもちろん店舗の看板なども克明に再現。ヘッドマウントディスプレイを装着すれば360度風景を実感できるだけに、六本木の街を歩いたことがあれば「あ、さっき歩いていた場所だ!」とちょっとした感動も味わえる。

今はバーチャル(仮想現実)の世界でしか味わえないフォーミュラE『六本木大会』だが、近い将来こんなシーンが現実となる可能性もある。

■シミュレーター設置期間
3月26日(土)、27日(日)
■時間 昼12時~午後6時
■場所 東京・六本木ヒルズ テレビ朝日本社1Fアトリウム
■体験は1回あたり2周

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