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フェラーリ「予選2列目を確保」/F1オーストラリアGP2日目

2016年03月19日(土)20:21 pm

アルバート・パーク・サーキットで開催中のF1第1戦オーストラリアGP2日目、予選を終えたフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、次のようにコメントした。

■セバスチャン・ベッテル「この予選は間違ってる」
フリー3/3番手
予選/3番手
「メルセデスAMGの両ドライバーと比べて僕らは予想より離されているが、3番手と4番手を確保できて嬉しい。取り分け僕のほうは、その気持が強い。予選でリズムをつかむのに少し苦労した」

「P3(フリー走行3回目)ではマシンの感触がとても良かったのに、それを取り戻すのに時間がかかってしまった。Q3になってようやくスイッチが入った気がしたよ。あれは良い1周だった。4番手以下にかなりの差をつけたので、それで十分だろうと思ったんだ。あれ以上がんばってもコンマ5秒も縮められない。だったらタイヤを1セット温存するほうが得策だと考え、1度のアタックで止めにした。上の2台にもっと近づきたい気持ちはあったんだけどね」

「ところで、あの予選方式についてだが、今になって皆が驚いている理由が僕には理解できない。あれは起きて当たり前。すぐれた頭脳を持つF1の技術者には、容易に予想できた事態だ。あの、予選開始時のピットレーンの混雑は何なんだ。脱落の危険を避けたくて、とにかくタイムを出そうと皆、必死だった。それでパッタリと動きが止まってしまうんだ。Q2もQ3も、そんな感じさ。あれで予選が面白くなったとは思えない。明らかに方向性を誤っている」

「僕らが数週間前に指摘したのに、何も変わらない。誰だよ、こんな予選にしたのは。おかげでこのザマだ」

予選後のインタビュー動画(F1.comへ:Drivers report back after qualifying in Melbourne)

■キミ・ライコネン「マシンのフィーリングはかなり良い」
フリー3/5番手
予選/4番手
「理想的な予選ではなかったが、それほど悪くない。マシンのフィーリングはかなり良い。メルセデスAMGは僕らより速いけれど、気にする必要はない」

「アタックを始めて最初のカーブ3本ぐらいは、フロントタイヤがちっとも仕事をしなくて参った。それを抜きにしたら、とても良いパッケージだ。走れば走るほど調子が上がったのでね。僕らに限って言えば、もっと暖かいコンディションの方がありがたかった」

「予選は、新方式の採用でずいぶん変わったね。ドライバーの目線から言わせてもらうと、フィーリングの違いはわずかだ。一方、テレビで見ると様相一変じゃないかな。今日、初めて経験した割には、チームとして良い仕事をしたと思う。Q3はタイヤがあと1セットあったけれど、どうせ2本目を走っても大して変わらないから決勝にとっておくことにした。今のところ、まずまずの流れだ。もっと上を目指したいところだが、それは明日の行方しだいだね」

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