F1オフィシャルタイヤサプライヤーのピレリが、2016年から新たに導入されるF1タイヤレギュレーションを動画で解説。
●F1ドライバーが開幕戦オーストラリアGP用に選択したタイヤは? 今年のタイヤルールおさらい
■1)ドライタイヤの種類について
●【全5種類のドライタイヤ】
新導入される最も軟らかいタイヤ「ウルトラソフト」を含め、コンパウンドは全5種類となった。
全5種類のコンパウンドは以下のとおり。
●ウルトラソフト(パープル/新導入)
グリップ:高■□□□□低
(予選やモナコなど公道向き)
作動温度:高□□□□■低
(低温でもグリップ力を発揮)
ライフ :高□□□□■低
(短い周回に向いている)
●スーパーソフト(レッド)
グリップ:高□■□□□低
作動温度:高□□□■□低
ライフ :高□□□■□低
●ソフト(イエロー)
グリップ:高□□■□□低
作動温度:高□□■□□低
ライフ :高□□■□□低
●ミディアム(ホワイト)
グリップ:高□□□■□低
作動温度:高□■□□□低
ライフ :高□■□□□低
●ハード(オレンジ)
グリップ:高□□□□■低
作動温度:高■□□□□低
ライフ :高■□□□□低
■2)ドライタイヤ選択について
●【3種類のコンパウンド】
各チームは、各GP毎に3種類のコンパウンドを選択
■3)1GP毎に、各車に割り当てられるタイヤ
●13セットの【ドライタイヤ】
●3セットの【ウェットタイヤ(ブルー)】
●4セットの【インターミディエイト(グリーン)】
■4)タイヤの管理と割り当て方法
●全タイヤがバーコードで管理される。
●FIAは各GPの2週間前、ランダムに割り当てる
■5)ピレリ指定タイヤ
●【1セット:予選Q3用に指定】
予選Q3用に、最も軟らかいタイヤを1セット指定。(Q3に進出できなかった各車はレース用に残せる)
●【2セット:レース用に指定】
ピレリが各レース、各車に、2つのタイヤを指定。1つはレース中に使用必須。
●【10セット:自由選択(レース用、予選Q1とQ2用)】
各車(各ドライバー)は、同じチーム内でも違うタイヤを選択できる。
■6)レース中の使用義務
●【2種類のドライタイヤ】
全ドライバーは、レース中に2種類のドライタイヤを使用しなければならない。
※ウェットタイヤ(2種類)のレギュレーションに変更はない。