マクラーレンは、ホンダの改良型パワーユニットでF1シーズン開幕前の最後のテストに臨んでいる。
2日(水)にテストを担当したジェンソン・バトンは、「このパワーユニットには、過去14か月で最大の進歩を感じた」とほめたたえた。
■「パワーはさらに上がる」とブーリエ
フェルナンド・アロンソはチームの現状に満足しているのかと聞かれたチーム代表のエリック・ブーリエは、次のように答えている。
「エンジンのパワーが向上したのを感じて彼はハッピーだ。明日(3日)はもっと喜ぶだろう。パワーはさらに上がる予定だから」
アロンソは2016年の表彰台獲得を目標に掲げているが、これについて聞かれると、ブーリエはこう話した。
「目標が全戦でポイント獲得なのか、表彰台もねらえるのか、私には言えない。なぜなら、ほかのチームの状況がまったく分からないからだ」
「それに、クルマにはまだ多くの潜在能力が残っている。私に分かっているのは、去年より良くなるということだ」