ザウバーが、新車「C35」を発表した。パワーユニットは引き続きフェラーリを搭載する。ドライバーも引き続き、マーカス・エリクソン(スウェーデン、25歳)とフェリペ・ナッセ(ブラジル、23歳)というコンビだ。
中堅の独立チームであるザウバーのF1参戦は今季で24年目となり、フェラーリ、ウィリアムズ、マクラーレンに次ぐ、4番目の古参チームだ。
■ザウバーチーム代表モニシャ・カルテンボーン
「明らかな改善をさせたいですし、達成したいポジションもあります」
「まずは、中団グループが定位置になることが重要で、その後個々のポジションに集中していきます」
また、ドライバー2人については「昨年はほんのわずかなミスを犯しましたが、彼らはミスから学びました。次は、その経験を取り入れ、見せるときです」と語った。
■F1で3年目、ザウバー2年目となるエリクソンは次のようなコメントを残した。
「ポジション争いが激しくなっているが、新車で一貫性を持ち、ポイント圏内でフィニッシュできるよ」
■ザウバーでデビューしてF1で2年目のナッセは、
「トップチームの後方は混戦だ。まだどのポジションにいるのか予想するのは難しいね。チームは車の多くの部分で改善できるよう懸命に取り組んできた。進歩していることに自信があるよ。今シーズンは目標を達成できるだろうね」
と前向きなコメントだ。
先日、新スポンサーである時計ブランド「EDOX(エドックス)」との長期的な契約を発表したばかりのザウバー。F1日程が変わったことにより、新車の製作スケジュールが間に合わず、先週のバルセロナテスト1回目では、2015年型車に新パーツ類を組み合わせて走らせていた。
■【動画】ザウバーC35のフェラーリサウンド