23日(火)に、新井康久氏がホンダF1プロジェクト総責任者のポジションから退くというニュースが伝えられた。
今年最初のF1公式シーズン前テスト2日目の23日(火)に走行を担当していたマクラーレンのフェルナンド・アロンソも、このニュースには驚いたようだ
「昼にクルマに乗り込もうとしていたときにそれを聞いたんだ」
母国スペインの記者たちにそう語ったアロンソは、次のように付け加えた。
「これによって何が変わるのか、様子をみないとね」
■マクラーレン・ホンダだけがメルセデスAMGに勝てるチーム
そのアロンソは、23日(火)に初めてホンダの2016年スペックエンジンで走行を行ったが、今年のホンダエンジンは昨年のものよりもよくなったと母国スペインの記者たちに語りつつ、次のように続けた。
「だけど、それはテストの前からはっきりしていたことなんだ。僕たちはライバルたちよりかなり劣っていた。だから、改善しなくてはならなかったわけだからね」
「今年は僕たちも改善するし、2017年にはもっとよくなると思う。現時点では、僕はマクラーレン・ホンダだけがメルセデスAMGのような強いチームに打ち勝てる可能性を秘めていると本気で信じているよ」