【バルセロナ・テスト1回目】アロンソ順調 フェラーリがウルトラソフトで2日目トップタイム
23日（火）、バルセロナで朝9時から始まったプレシーズンテストの2日目が夕方6時に終了した。
■フェラーリ＆ベッテル、連日のトップタイム
初日に引き続き、2日目もフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムで終えた。ベッテルは、新ウルトラソフトタイヤも試し、100周を越える周回をこなし、速さも、信頼性も示した形だ。明日からはキミ・ライコネンが引き継ぐ予定だ。
2番手には、同じくウルトラソフトで1分23秒525を出したレッドブルのダニエル・リカルド。3番手は、スーパーソフトで1分23秒650を出したセルジオ・ペレス（フォース・インディア）。
メルセデスのニコ・ロズベルグは、ミディアムタイヤを履いて4番手タイム（1分24秒867）だったことはやはり王者の余裕を感じる。
ザウバー、ハース、ウィリアムズ、マノーは、いずれもソフトタイヤで1分25秒台をマークしている。
■マクラーレン・ホンダは9番手
マクラーレン・ホンダは、昨年と比べたらこの2日間で十分な走り込みが出来ており、信頼性が高まっているのがわかる。しかし、ソフトタイヤを履いた最速タイムは1分26秒082で9番手。まだ数々のテスト段階でタイムを気にする段階ではないものの、同じソフトタイヤでトップタイムのマーカス・エリクソン（ザウバー）は1分25秒237（総合5番手）だったことは気になる。
■バルセロナテスト1回目・2日目のタイム結果
1 ベッテル フェラーリ 1分22秒810【US】
2 リカルド レッドブル 1分23秒525【US】
3 ペレス フォース・インディア 1分23秒650[SS]
4 ロズベルグ メルセデス 1分24秒867＜M＞
5 エリクソン ザウバー 1分25秒237(S)
6 グティエレス ハース 1分25秒524(S)
7 ボッタス ウィリアムズ 1分25秒648(S)
8 ヴェアライン マノー 1分25秒925(S)
9 アロンソ マクラーレン 1分26秒082(S)
10 パーマー ルノー 1分26秒189(S)
11 フェルスタッペン トロロッソ 1分26秒539＜M＞
US＝ウルトラソフト
SS=スーパーソフト
S＝ソフト
M＝ミディアム
H＝ハード
●【バルセロナ・テスト1】マクラーレン・ホンダ100周超え 2日目もメルセデスが最多周回
●【バルセロナ・テスト1】2日目午前もフェラーリ好調、新ウルトラソフトタイヤで脅威のタイムアップ
●【バルセロナ・テスト1】2日目午前の周回数 アロンソはすでに71周も走行
