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【新車発表】マノー、メルセデスエンジン搭載のMRT05を発表。これまでの最高傑作

2016年02月22日(月)19:14 pm

今年最初のF1シーズン前テストが開始された22日(月)のバルセロナで、マノーが2016年型車MRT05を公開した。

現段階では、まだスポンサーロゴなども入っていない状態のMRT05だが、形状的には昨年のMR04を踏襲しており、目立った変化はないように見える。だが、今季はメルセデスエンジンを搭載するとともに、ウィリアムズからも強力な技術支援を受けることになっており、昨年よりもかなり戦闘力を高めてくることが予想されている。

マノーのテクニカルディレクターを務めるジョン・マクウィリアムは、MRT05について次のように語った。

「まだ本当のゲームが始まる前の段階だが、間違いなく、このクルマはこれまでで最高のものだと言うことができる。最もうまく開発され、最も野心的かつ攻撃的なものだよ。パッケージ全体として大きく前進しているんだ。単に昨年との比較だけでなく、我々がこれまでに製造したとのクルマと比較してもね」

「これからももっとMRT05を改善していく必要があるのは確かだが、ここまで懸命にクルマの設計と製造に取り組んできたマノー・レーシングの154名にとっては、すでに夢のパッケージとなっている。我々のような小規模チームではメンバーひとりひとりが重要な役割を担っているんだ」

マノーでは、昨年DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で史上最年少チャンピオンとなったパスカル・ヴェアラインがバルセロナテスト初日の走行を担当することになっている。

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