今年、マノーからF1デビューを果たすことが決定したパスカル・ヴェアラインは、DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)でチャンピオンとなったことがF1へステップアップする上で大きなカギになったと考えている。
昨年、20歳の若さでDTM史上最年少チャンピオンに輝いたヴェアラインは、ドイツの『Bild(ビルト)』に次のように語った。
「自分が達成したことには誇りを持っているよ。去年はすごく大切な年だった」
「もしタイトルが取れていなかったら、こういうチャンスがきたかどうかなんて誰にも分からないよ。もちろん、(F1での)テストでもうまくやる必要があったのは確かだけどね」
「僕は、金は(個人的には)一切持ち込んでいないんだ」
そう語ったヴェアラインは、次のように付け加えた。
「今年、DTMタイトルの防衛ができればよかったとは思うけれど、大きな目標はF1だったからね」