ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが、もし今年もいろんなうわさがささやかれることになっても、昨年よりもうまく対処できると思うと語った。
■フェラーリ移籍のうわさに煩わされた2015年
2013年にウィリアムズからF1デビューを飾ったボッタスだが、特に2014年にはチームを前年のランキング9位から3位へと押し上げる原動力となり、一躍トップドライバーの仲間入りを果たした。
昨年は、同じフィンランド出身のキミ・ライコネンの後任としてフェラーリに移籍することになるのではないかとのうわさが根強くささやかれるほどだった。
最終的にはフェラーリがライコネンとの契約を更新し、ボッタスもウィリアムズへ残留して2016年シーズンを迎えることになった。
■今年はもっとうまく対応できる
26歳のボッタスは、母国フィンランドの『Ilta-Sanomat(イルタ・サノマット)』に対し、昨年はそうしたうわさに常につきまとわれたことでかなり気が散ってしまったのは事実だと認め、次のように語った。
「現実問題として、F1はただ運転しているだけではすまないことがたくさんあるんだ」
「多分、今なら同じような状況になってももっとうまく対処できると思うよ」
メディアやいろんなうわさによってかき回されることはF1の悪い面だと思うかと質問されたボッタスは、「ああ、多分そうだと思う」と答え、次のように付け加えた。
「でも、僕はスポーツマンなんだ。スポーツをすることや、レースをすることは好きだし、F1タイトルだって取りたいと思っている。だから、そういったものもこのスポーツの一部に過ぎないよ」