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ホンダ223馬力アップで大注目 24時間態勢の成果まもなく

2016年01月25日(月)17:58 pm

マクラーレンと組んでエンジンサプライヤーとしてF1復帰するも、厳しい2015年シーズンを送ることになったホンダ。しかし、2016年シーズンに向けたオフシーズンの間に飛躍的に進歩を遂げたようだと報じられている。

スペインの日刊スポーツ紙である『AS』のマヌエル・フランコ記者は、ホンダの2016年仕様パワーユニットは、昨年のものに比べるとなんと223馬力ものパワーアップを実現したと書いている。

「日本のホンダファクトリーであるさくら(栃木県さくら市にあるHRDさくら)では、クリスマス休暇を取ることもなく24時間態勢のシフトを組んで作業に当たってきた」

そう書いたフランコ記者によれば、ホンダはエンジン単体として70馬力に近い出力向上を果たすとともに、2015年のトラブルの元凶となっていたERS(エネルギー回生システム)部分において163馬力もの改善に成功したという。

さらに、最近の報道によれば、マクラーレンが担当するシャシーも、統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が義務付けているクラッシュテストに合格したと見られている。

スペインの『El Mundo Deportivo(ムンド・デポルティーボ)』は、マクラーレンの2016年型車であるMP4-31は、先週末に正面からのクラッシュテストに合格しており、ウォーキングにあるマクラーレンのファクトリーで組み立て作業に入っていると報じている。

同紙によれば、マクラーレンの2016年型車は2015年型車同様「サイズゼロ」コンセプトによるリア部分の処理が行われているものの、フロントノーズはレッドブルのものに似たショートタイプのものになるだろうという。

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