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レッドブル、序盤の苦戦を覚悟も「われわれは復活する」

2016年01月24日(日)20:07 pm

レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2016年シーズン序盤は苦戦することを覚悟している。

昨年はF1撤退も辞さない姿勢を見せたレッドブル。ホーナーは『F1 Racing(F1レーシング)』誌に対し、レッドブル総帥のディートリッヒ・マテシッツはF1の方向性に「幻滅」していたが、今は「中長期的将来」に目を向けていると語った。

「長期」とは、F1参戦の契約を結んでいる2020年以降も参戦し続けるということかと聞かれると、ホーナーはうなずいて次のように話した。

「絶対とは言えない。このスポーツが取る方向性による。しかし、F1が正しい方向に進み、信頼でき存続できる存在であり続けるなら、継続しない理由は何もないだろう」

■ルノーエンジンの向上に期待

ワークス参戦となるルノーは、予算を大幅に増額すると見られており、ルノーエンジンが改善することにホーナーも期待を寄せている。

「おそらく2016年最初の4分の1はかなり困難なものとなるだろう。だが、新しいパワーユニットが投入されるたびに状況は改善するはずだ。もちろんそれが現実的な目標となる」

レッドブルは、ルノーエンジンをスイスの高級時計メーカーであるタグ・ホイヤーのブランドで搭載することが決まっている。これについてホーナーは次のように説明した。

「このチームには人を引き付ける真の魅力がある。タグのように長年マクラーレンと組んできたようなブランドを引き付けたこと自体、レッドブルの商業的価値を証明している。あれほど困難な1年を過ごしたにもかかわらずね」

「人は未来を信じるものだ。たしかに苦しんではいるが、われわれは復活する。時間の問題だよ」

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