今年で13年目のF1シーズンを迎えるフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)が、来季もF1に残っていられるという保証はないと認めた。
現在のマッサとウィリアムズの契約は今年で切れることになっている。34歳となるマッサだが、2014年にフェラーリからウィリアムズへと移籍して以来、評価の高い26歳のチームメート、バルテリ・ボッタスにひけをとらない活躍を見せてきた。
しかし、マッサは来シーズンがどうなるかは分からないと『Daily Mail(デイリー・メール)』に次のように語った。
「来シーズン(2017年)ももちろんF1に残っていたいと思っているよ」
「それに、2017年は多くのことが変わる年になるし、きっと僕の経験が大きく生かせるはずさ」
「(2016年シーズンを)いい年にすることができれば、きっと強いチームでF1を続けるチャンスもあると確信しているよ」
マッサは、2002年にザウバーでF1デビューを飾り、2003年はいったん控えドライバーに回ったものの、2004年には再びザウバーから出走。そして2006年からはフェラーリに移籍し、ミハエル・シューマッハ、キミ・ライコネン(現フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(現マクラーレン)のチームメートとして活躍。そして今季ウィリアムズでの3シーズン目を迎えることになる。
そのマッサは、2年連続でF1チャンピオンに輝いたルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)について次のように語った。
「彼は自分の人生やパーティを楽しみたいと思っているようだけど、同じくらいトレーニングにも打ち込んでいるはずさ。彼がクルマを運転するのを見ればそれがよく分かるよ。(2015年には)誰もが彼はものすごいと認めていたよ」