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F1スペインGP、地域行政からの補助が半減

2016年01月04日(月)16:56 pm

F1スペインGPの舞台となっているバルセロナの市議会が、これまで支出してきていたF1開催費用補助金の額を一気に半分に減らすことを決議した。

スペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』や『Diario Sport(ディアリオ・スポルト)』が報じたところによれば、バルセロナ市議会では、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで開催されるF1への支援金をこれまでの年間400万ユーロ(約5億2,000万円)から、その半分の200万ユーロ(約2億6,000万円)に削減することを決定したという。

2015年5月にバルセロナの新市長となったアダ・コラウは、当選当時「(バルセロナの)状況を考えれば、優先すべきことはF1ではありません」と語っていた。

女性市長であるコラウの下で副市長を務めるヘラルド・ピッサレージョは、F1への補助金が半減されたことを認めるとともに、「突然の補助打ち切りは重大な結果を導く」であろうことから、補助金を一気にゼロにしてしまうことはしなかったと主張している。

ピッサレージョは、減額されたとはいえバルセロナは2016年もF1に補助金を支出することになるわけで、「彼ら(レース主催者)は生き残っていくための計画を立てることができる」とともに、「少しずつ、こうした民間主導型によって自給自足できるようになるだろう」と付け加えた。

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