来年、夏季オリンピックが開催されるリオデジャネイロに、少なくとも1人のF1ドライバーが姿を現す可能性が高いようだ。
ブラジルの『UOL(ウニヴェルソ・オンライン)』が報じたところによれば、ウィリアムズのバルテリ・ボッタスが来シーズンのF1夏休み期間にリオデジャネイロで開催される第31回夏季オリンピックを現地観戦する計画だという。
その目的は、フィンランドを代表する競泳選手である恋人のエミリア・ピッカライネンを応援するためだ。
「リオに行く計画だよ」と語ったボッタスは、次のように続けた。
「まだ確定はしていないけれどね。彼女が出場できることを期待しているけれど、僕はそうなると思っているんだ。行けたらうれしいだろうな」
「僕は、ブラジルではまだサンパウロにしか行ったことがないから、リオを訪れるいいチャンスにもなるしね」
ピッカライネンは15歳だった2008年にフィンランド代表として北京オリンピックに100mバタフライの選手として初出場。さらに2012年のロンドンオリンピックにおいても100mバタフライ、200mバタフライ、200m個人メドレーに出場しており、2016年のリオ五輪に出場が決まれば3大会連続出場となる。
リオ五輪は、ちょうどF1の夏休み期間となる2016年8月5日から同21日にかけて開催される予定になっている。
一方、ボッタスは母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に対し、F1のシーズンオフは年々短くなるものの、2016年シーズンに向けた準備には問題はないと次のように語っている。
「休みは少し短くなったけれど、僕には十分さ。新車が用意されれば、また速く走ることができるのを楽しみにしているんだ」