歴史あるモンツァ・サーキットでのイタリアGP開催継続に向けて明るいニュースが届いた。
モンツァでのイタリアGP開催は2016年で契約が切れるが、主催するモンツァの資金難から、契約延長が不安視されていた。
不足する資金を補うにはイタリア自動車クラブからの出資が必要だが、それを規制していた法律が改正されるとイタリアの『La Repubblica(レプブリカ)』紙が報じた。37時間におよぶ議論の末に、イタリアの予算委員会が法律の改正を認めたという。
また、『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』紙は、これによりF1最高責任者バーニー・エクレストンとの合意も近いだろうと伝えている。
イタリア自動車クラブ会長のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニは、「この変更は決定的要素となる。最も重要な仕事が成し遂げられた」と話している。