現役時代にライバルとして戦ったミハエル・シューマッハとミカ・ハッキネンの息子は、それぞれ別の道を選んでいる。
1999年生まれで現在16歳のミック・シューマッハは、父親とゆかりの深いフェラーリかメルセデスでいつかF1を戦う日が来るのではないかと言われている。
『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙によると、ミックが所属するドイツF4のファン・アメルスフォールト・レーシングが、2016年にフォルクスワーゲンエンジンからメルセデスエンジンに変更することが決まったという。
また、来年ミックはドイツF4と並行して、フェラーリとつながりのあるプレマ・パワーチームからイタリアF4にも参戦する見込みだと記事は伝える。
■モータースポーツの道を選ばなかったヒューゴ
一方、2000年生まれのヒューゴ・ハッキネンは、イタリアのカート選手権に参戦していたが、モータースポーツではなく別の道に進む選択をしたと父親のミカ・ハッキネンが明らかにした。
「ヒューゴはカートに挑戦し、優秀だった。しかし、情熱を傾けるものにはならなかった」
「彼は今15歳で、その情熱はサッカーに向けられている。プロのサッカー選手になろうと決意して努力しており、私もそれを応援するつもりだ」
「彼がプロのレーシングドライバーにならなくても私は気にしない。それが彼の望みだったら応援しただろうが」
「親はそういうふうに子どもを支えていくものだろう?」とハッキネンはマクラーレンのブログにつづっている。