2016年に現ロータスからF1デビューを飾ることになっているジョリオン・パーマーが、チーム買収によってルノーのフルワークスチームになるとは言え、シーズン開始早々から活躍できるとは思えないと語った。
2015年にはロータスの控えドライバーを務めていたパーマーは、たびたび金曜フリー走行1回目を担当していた。だが、ロマン・グロージャンが来季ハースへの移籍を決めたことから、パーマーに念願のF1デビューのチャンスが巡ってきた。
だが、ロータスを買収したルノーの最高経営責任者カルロス・ゴーンは、2016年にはドライバーラインアップの変更もありえることを示唆している。
しかし、24歳のイギリス出身ドライバーであるパーマーは、イギリスの『F1 Racing(F1レーシング)』1月号に次のように語っている。
「ルノーが加担することになったのはすごく重要な出来事だよ。彼らなしには不安な状況が続いていただろうからね」
「難航したけれど、利害関係者たちはいろんなことに取り組み続けていた。ルノーが参入するのはこのスポーツにとってもいいことだし、僕も来季に向けてワクワクしているよ」
そう語ったパーマーは、次のように付け加えた。
「すぐに爆発的な活躍ができるとは思わない。だけど彼らが財政的にチームを支えることになるし、いい仕事をしようという強い士気も生まれるはずさ」