1978年のF1チャンピオンであり、フェラーリにも在籍したことのあるマリオ・アンドレッティは、2016年にはセバスチャン・ベッテルを擁するフェラーリがメルセデスAMGからF1タイトルをうばうチャンスもあると考えている。
「ああ、もちろんだよ」
イタリアの『Omnicorse(オムニコルセ)』にそう語った75歳のアンドレッティは次のように続けた。
「私から見れば、雰囲気的にはすごく士気が高まっていながらも穏やかだ。それにベッテルはマラネロにはうってつけの人物だ」
「来年は彼らがベストを尽くすことができる状況が整っていると思う」
イタリア生まれのアメリカ人であるアンドレッティは、フェラーリにとって今年は2016年にタイトル争いをするための基盤づくりの年だったのだと主張した。
「今私の目に映っているのは、2015年のように時々勝てればいいと考えているチームではなく、タイトル獲得に向けて戦おうとするチームだ。私は心から彼らがそうすることを期待しているよ」