フェラーリの元チーム代表であるステファノ・ドメニカリが、新たな挑戦を開始することになりそうだと伝えられている。
イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』が報じたところによれば、2014年4月にフェラーリのチーム代表の座を追われ、その後アウディに入社していたドメニカリが、ランボルギーニの時期CEO(最高経営責任者)候補に挙がっているという。
ランボルギーニもアウディ同様、フォルクスワーゲン・グループに属する自動車メーカーだ。
その50歳となるドメニカリは最近、フェラーリ専属ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニに対し、現在のF1について次のように語った。
「F1から離れてさびしいかって? 少しそういう気持ちもあるが、それは当然のことだよ」
「もっと(F1で)できることもあったと思うけれど、悔いはないよ」
「もちろん、今でも(F1を)見ているよ。危機的状態だとは思わないけれど、若い世代への対応という課題があるね。私にも子供がいるが、彼らはテレビの前でカーレースを2時間も見たいと思わないようだ」
そう述べたドメニカリは、次のように付け加えている。
「このスポーツは、その歴史を否定することなく、コミュニケーションの新しい手段によりよく対応する必要があるよ。そのバランスを取るのは難しいことだが、絶対に解決策を見いだすことは可能だと思っている」
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