フィアット・クライスラーの最高経営責任者であり、昨年からフェラーリの会長も兼任しているセルジオ・マルキオンネが、イタリアの名門ブランドであるアルファロメオがF1に復帰するかもしれないと語った。
フェラーリ恒例のシーズン後のメディアイベントに出席したマルキオンネは、イタリアの伝統的な自動車メーカーであり、現在はフィアットの傘下にあるアルファロメオがF1に復活することもありえると次のように語った。
「人々の心にアルファロメオというブランド名がこれほどまでに刻まれているのは素晴らしいことだ。我々がそのブランド名をレースに復活させようと考えているのはそのためだ。我々(フェラーリ)のライバルとして、F1にね」
F1が初開催されたのは1950年のことだが、初代F1チャンピオンとなったのがアルファロメオで参戦したジュゼッペ・ファリーナだった。以降、エンジンサプライヤーとして参戦していた時期も含め19シーズンを戦ったアルファロメオだが、1987年を最後にF1から姿を消していた。
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