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FIA、エクレストンとトッドにF1改善を「委任」

2015年12月03日(木)18:51 pm

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が、F1最高責任者のバーニー・エクレストンとFIA会長のジャン・トッドに「F1における多くの差し迫った課題」の解決を委任した。

F1人気の低迷が叫ばれる中、今後に向けていくつかの事項を改革すべきだとの声が上がっている。だが、エンジンに関するルールやコスト削減問題に関しては各チームの思惑が一致せず、新たな方向性を打ち出すに至っていないというのが現状だ。

2015年のF1最終戦が行われたアブダビにおいて、ルノーのF1プロジェクト責任者であるシリル・アビテブールは次のように語っていた。

「私はフランス人として、独裁者を選ぶことができる限り、独裁政治が行われることを支援するよ」

そしてFIAは、2日(水)にパリで行われた世界モータースポーツ評議会において、「ほぼ満場一致に近い」投票結果により、トッドとエクレストンに対して上記の問題解決に関する「委任」を行ったと発表した。

FIAによれば、今後トッドとエクレストンは、F1における「運営方式、パワーユニット、コスト削減などの差し迫った多くの課題に関し、提言や決定を行うことになる」という。

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