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【予選速報】ロズベルグ6戦連続ポール フェラーリとマクラーレン・ホンダに波乱/F1アブダビGP

2015年11月28日(土)23:30 pm

2015年F1第19戦アブダビGPが11月28日(土)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周5.554km)で2日目を迎え、現地時間17時(日本時間22時)から行われた予選でメルセデスAMGのニコ・ロズベルグが6戦連続でポールポジションを獲得した。今季7回目。通算22回目。

【結果】F1アブダビGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

■Q1で大波乱
Q1では、2回目の走行で各ドライバーが軟らかめのスーパーソフトタイヤで走行を始め、硬いほうのミディアムタイヤでタイムを出していたドライバーの順位が下がり始める。終盤、スーパーソフトでコースに出たフェラーリのセバスチャン・ベッテルだったが、チームの判断ミスか、途中でアタックを中止。ところが下位にいたドライバーがタイムを次々に更新し、ベッテルが16番手でQ1敗退するという大波乱が起こった。

【映像】F1アブダビGP公式予選、ベッテルまさかのQ1敗退

期待されたマクラーレン・ホンダ勢だが、またしてもフェルナンド・アロンソが不運に見舞われる。いいペースで走行していたアロンソだが、何かを踏んだことでタイヤがパンクしてしまい、タイムを更新することができずQ1敗退が確定。一方、バトンのほうは9番手タイムでQ2進出を決めた。Q1トップはルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だった。

Q1で脱落したドライバーは、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)、マーカス・エリクソン(ザウバー)、ウィル・スティーブンス(マノー・マルシャ)、ロベルト・メリー(マノー・マルシャ)の5名。

■Q2、バトンはわずかに届かず
Q2は、メルセデスAMG勢、フェラーリ、フォース・インディア勢、レッドブル勢が順当にいい位置につける中で善戦を見せたバトンだったが、Q3進出タイムにコンマ2秒足らず、12番手にとどまり、惜しくもここで予選を終えることになった。トップはQ1に続いてハミルトンだ。

Q2で脱落したドライバーは、マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)、ジェンソン・バトン(マクラーレン)、パストール・マルドナード(ロータス)、フェリペ・ナッセ(ザウバー)、ロマン・グロージャン(ロータス)の5名。

■Q3、チームメート対決を制したのはロズベルグ
Q3は、メルセデスAMG勢同士のポールポジション争いと、ベッテル不在の中での3番手争いに注目が集まった。最初のアタックではハミルトンにQ2までの勢いがなく、ロズベルグが暫定ポールタイムを刻む。Q2で3番手につけていたフォース・インディアのセルジオ・ペレスが暫定3番手につけた。

Q3最後のアタックでハミルトンがロズベルグの暫定ポールタイムを上回るものの、ロズベルグがさらにタイムを短縮し、ハミルトンにコンマ4秒近い差をつけて6戦連続のポールポジションを確定。3番手にはペレスをかわしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が続いた。

4番手から10番手までの結果は次の通り。4番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、5番手ダニエル・リカルド(レッドブル)、6番手バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)、7番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、8番手フェリペ・マッサ(ウィリアムズ)、9番手ダニール・クビアト(レッドブル)、10番手カルロス・サインツ(トロロッソ)。

■バトンは今季の予選自己最高位タイ
マクラーレン・ホンダ勢は、バトンが今季の予選自己最高位タイとなる12番手、パンクというアクシデントに見舞われたアロンソは17番手で今年最後の予選を終えている。

F1アブダビGP決勝は、明日の日本時間22時から始まる。

■【予選結果】F1アブダビGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■【映像】F1アブダビGP公式予選、ベッテルまさかのQ1敗退

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