ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久が、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1第19戦アブダビGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。
■新井康久「チームはこれまで通り団結している」
「昨年、ここアブダビでマクラーレン・ホンダが新たな活動を開始しましたが、それから非常に多くのことが起こりました。最初のテスト以来、長き道を歩んできました。2015年シーズンは苦難に満ちたものとはなりましたが、チームは変わらず一致団結しています」
「今年、クルマとパワーユニットの両方に加えた変更の数や、そのスピードは信じられないほどでした。ウォーキング(マクラーレン本部)とさくら(ホンダF1プロジェクト本部)は1年を通じて休むことなく取り組み続けてきました。そしてドライバーたちもそうでした。彼らのきずなは、シーズンが進むにつれて強固なものとなっていました。彼らのハードワークに感謝の気持ちでいっぱいですし、冬を通じてさらに改善させようという彼らの情熱に力づけられています」
「ヤス・マリーナ・サーキットでは、シーズン最後の戦いにふさわしい、見どころの多いレースが行われます。我々もシーズンの終わりに向けて全力を尽くし、改善を続けていきたいと思っています」