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ウィリアムズのエンジニアリング責任者がハースへ移籍とのうわさ

2015年11月20日(金)19:46 pm

イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌が、ウィリアムズのパフォーマンスエンジニアリング責任者を務めるロブ・スメドレイが2016年にF1参戦を開始するハースに移籍するとのうわさを紹介している。

■スメドレイがフェラーリとハースの架け橋に?

41歳となるスメドレイは、2001年にジョーダンのエンジニアとしてF1界に足を踏み入れると、2004年にはフェラーリへ移籍。2006からは長年にわたってフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)のレースエンジニアを務めていた。

2013年限りでフェラーリを離脱したマッサとともに2014年にウィリアムズに移籍し、F1カーのパフォーマンス責任者というポジションに就任している。

長年フェラーリで過ごしてきたスメドレイだけに、実質的にフェラーリの“Bチーム”的存在となると言われているハースにとっては、フェラーリとの技術提携を最高の形で発揮するにはうってつけの人物だと言えるかもしれない。

■ストロールがウィリアムズの株式取得か

さらに、『Autosprint(オートスプリント)』は、ウィリアムズのテストドライバーを務めることになると言われているランス・ストロールとともに、フェラーリの若手ドライバー育成アカデミーの責任者であるルカ・バルディセッリがウィリアムズに加入することになりそうだとも報じている。

17歳のストロールは、今年フェラーリアカデミーの一員としてバルディセッリの指導を受けており、ヨーロッパF3にプレマ・パワーチームから出走し、ランキング5位となっている。

伝えられるところによれば、バルディセッリは、ストロールの父であり「トミーヒルフィガー」や「ペペジーンズ」といった世界的ファッションブランドを展開するカナダの大富豪ローレンス・ストロールとの間でプライベート・コンサルタントとしての契約を交わしていたと考えられている。

そのローレンス・ストロールは、ウィリアムズの株式取得を目指しているとも伝えられているが、かつて同チームの共同オーナーを務めていたトト・ヴォルフ(メルセデス/モータースポーツ責任者)がまだ所有している数パーセント分のウィリアムズ株式を譲り受けるのではないかとのうわさもある。

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