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グティエレス「ザウバーを去ったのはキャリア最高の判断だった」

2015年11月18日(水)19:23 pm

2016年にF1新規参戦するハースで再びF1グリッドに戻ってくるエステバン・グティエレス(現フェラーリ控えドライバー)が、2014年限りでザウバーを離脱したことは自分のキャリアにおいて最高の決断だったと語った。

24歳となるメキシコ出身のグティエレスは、2013年から2年間ザウバーのレースドライバーを務めたものの、昨年限りでそのシートを失ってしまった。今季は自らのスポンサーとともにフェラーリに移籍し、控えドライバーとして1年を過ごすことに。だが、これが最終的に2016年にハースのシートを獲得することにつながったのだ。

だが、グティエレスは、ブラジルの『Globo(グローボ)』に今年レースができないのはつらいことだったと次のように語った。

「厳しかったよ。楽な年ではなかった。すごく辛抱せざるをえなかったからね」

だが、フェラーリに加入したグティエレスは、多くの者が実質的なフェラーリの“Bチーム”だと見ているハースへの移籍を常に念頭に置いていたようだ。

「いろんな意味で、素晴らしい年でもあったよ。常に今後に向けてのビジョンや戦略を持っていたからね」

そう認めたグティエレスは、次のように続けた。

「大きなリスクを伴うものではあったけれど、(ザウバーの)レースシートから離れて(フェラーリの)サードドライバーになったのは自分のキャリアを通じて最高の判断だったよ」

「昨年、僕はハースがF1に参入することを知り、そこの大きなチャンスがあると思ったんだ。アメリカではすでに(NASCARで)重要な地位を占めているチームだし、素晴らしい結果を残している。そして、そんな彼らが真剣にF1に参戦しようとしているんだ」

そう述べたグティエレスは、次のように付け加えた。

「それに、僕たちにはフェラーリとの素晴らしい関係があるからね」

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