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フェラーリ、ピレリのタイヤテスト非公開を批判

2015年11月16日(月)18:49 pm

フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネが、今シーズンの最終戦F1アブダビGP(29日決勝)の翌週に、同じヤス・マリーナ・サーキットで行われるピレリのタイヤテストがメディアに非公開で行われることに対して批判を行った。

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリは、2016年から導入を予定している“ウルトラソフト”と呼ばれるタイヤのテストを12月1日(火)の現地時間9時から21時にかけて行うことを予定している。

だが、紫色でロゴなどが着色されたこの新タイヤのテストは、メディアには非公開で行われることになっている。

ピレリによれば、限られた数のタイヤで行われるテストで十分なデータを収集し、それを分析するには数日を要するという。

ピレリは、「こうした理由により、ピレリとチームは残念ながら、このテストをメディアには非公開で実施するという申し合わせを行った」と公式声明の中で説明している。

だが、アリバベーネは、フェラーリとしてはその判断に賛成した覚えはないと主張し、『Speedweek(スピードウィーク)』に次のように語った。

「私はそれにはまったく反対の立場だし、メディアにはすべて公開すべきだと考えている。F1ではテストを秘密裏に行うことではなく、宣伝できるチャンスはすべて利用することが必要だよ」

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