インテルラゴス・サーキットで行われた2015年F1第18戦ブラジルGP決勝を終え、ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久が次のようにコメントした。
【結果】F1ブラジルGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■新井康久「貴重な時間を失ってしまった」
「まず、マクラーレン・ホンダのメカニックとエンジニアたちにお礼を言いたいと思います。彼らはFIA(国際自動車連盟)との協力のもと、フェルナンド(アロンソ)のクルマを今日のレースに間に合わせてくれました」
「レースではフリー走行ほどいろんなことが起きたりはしませんでした。ほとんどのクルマが、スタート位置とほぼ同じ順位でゴールしましたし、その結果として私たちは15位と16位でした」
「中団グループのクルマと戦うためには、レース週末の3日間をフルに活用して2台のクルマとパワーユニットをセットアップすることが必要です。ブラジルGPではこうした貴重な時間をかなり失ってしまっていました」
「2015年の最終戦はアブダビ(29日決勝)です。1年前にマクラーレン・ホンダというチームが結成されたところです。あそこで現在持てる力を最大限に発揮し、我々の進歩を示すことが大切になります」