2015年F1第18戦ブラジルGPが14日(土)、インテルラゴス・サーキット(1周4.309km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間22時)から行われたフリー走行3回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。
好天に恵まれたセッションでは、各チームが通常の走行プログラムを展開していく。ここでもメルセデスAMGの優位は揺るがず、硬めのミディアムタイヤ、軟らかめのソフトタイヤのいずれにおいてもライバルたちを寄せ付けないタイムを刻んでみせる。最終的にはハミルトンがチームメートのニコ・ロズベルグにコンマ1秒ほどの差をつけてトップに立った。
3番手4番手にはここでもフェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが並び、5番手にウィリアムズのバルテリ・ボッタスが続いた。
6番手から10番手までの結果は次の通り。6番手ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、7番手ロマン・グロージャン(ロータス)、8番手セルジオ・ペレス(フォース・インディア)、9番手パストール・マルドナード(ロータス)、10番手マックス・フェルスタッペン(トロロッソ)。
金曜日には好調ぶりを示していたレッドブル勢だが、ダニエル・リカルドが11番手、ダニール・クビアトが13番手と伸びを欠く結果となった。
一方、マクラーレン・ホンダ勢は、昨日のフリー走行をエンジントラブルで終えたフェルナンド・アロンソがルノーエンジン勢トップのフェルスタッペンにコンマ3秒差と迫る14番手タイムを刻んでみせ、カルロス・サインツ(トロロッソ)やザウバー勢を上回った。ジェンソン・バトンは18番手にとどまった。
F1ブラジルGP予選は、日本時間15日(日)の午前1時から始まる。