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フェラーリ会長「F1オーナーになることに興味はない」

2015年11月11日(水)17:03 pm

フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネが、フェラーリがF1の商業権を買収する動きにでるのではないかとの見方を否定した。

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは10月初旬に、現在のF1筆頭株主である投資会社CVCに代わって、年内にもF1に新たなオーナーが誕生することになるだろうと示唆していた。

その新オーナー候補者に関しては、いくつかの名前が取りざたされている。そして、F1において伝統的な地位を占める名門フェラーリもF1のオーナーとなることに興味を示しているのではないかとの声もある。

だが、この件に関する質問をぶつけられたマルキオンネは、次のように語った。

「答えは簡単だよ。我々はそんなことは考えていない。この問題はFOMにかかわるものだし、彼らだけの問題だよ」

FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)とは、エクレストン率いるF1商業権管理会社のことだ。FOMはF1オーナーからの委託を受け、実質的にF1運営を取り仕切っている。

「今は(F1が)大きな問題に直面しているところだが、フェラーリでは彼ら(FOM)とかかわることに興味は持っていないよ」とマルキオンネは付け加えた。

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