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エクレストン「80年代のマクラーレンは2人が競っていた」

2015年11月05日(木)19:23 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは4日(水)、来週末にF1ブラジルGP(15日決勝)が開催されるインテルラゴス・サーキットを一足早く視察に訪れ、予定されていた改修の進み具合などを見て歩いた。

そのブラジルGPは今季の第18戦であり、残すところはあと2レースとなっている。だが、すでにコンストラクターズタイトルはメルセデスAMG、そしてドライバーズタイトルもルイス・ハミルトンの手中に収まっており、ブラジルと最終戦のアブダビGP(29日決勝)にはタイトル争いの緊迫感を期待することはできない。

エクレストンは、4日(水)に『UOL(ウニヴェルソ・オンライン)』に対して次のように語った。

「我々は再び人々にもっと興味を持ってもらえるようにいくつかのことを変えようとしているところだ」

「現在よりも、もっと面白いショーを見せる必要があると思っている。マクラーレンが(80年代に)レースを支配していたことも覚えているが、少なくともあのときは2人のドライバーがお互いに競い合っていた」

「ある意味では、ハミルトンばかりが表にでてしまい、ほかのドライバーは注目されない状況だ。これについては、間違いなく2017年には改善されることになると思っているよ」

今年は3レースを残す時点でF1チャンピオンが決定してしまったわけだが、そのことについてエクレストンは次のように続けた。

「そういうことは以前にもシューマッハ(ミハエル)やベッテル(セバスチャン・ベッテル/現フェラーリ)がやってきていた。だが、これほどまでではなかったよ」

「彼ら(メルセデスAMG)のクルマがほかよりもよかったことで早めに決着がついたことは気にしていないんだ。だが、ニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)には今年もう少しいい仕事ができたはずだと思っているよ」

そう語ったエクレストンは、次のように結んだ。

「メキシコでは彼が楽々と優勝したのを目にした。そして彼がここでも同じことをしようと頑張るのは間違いないだろう。だが、ちょっとばかり遅すぎたね」

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