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「今季初の2台リタイア」フェラーリ/F1メキシコGP決勝

2015年11月02日(月)10:52 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた2015年F1第17戦メキシコGP決勝を終えて次のようにコメントした。

【結果】F1メキシコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■セバスチャン・ベッテル「ばん回しようと攻め過ぎた」
決勝/リタイア
「今日はスタートで失敗してしまった。もちろん、ダニエル(リカルド/レッドブル)との接触の後では僕はすごく怒っていたけれど、最終的には誰に対しても責めることはできないと思っているよ。彼は自分が選択したラインでかなりスピードを出し過ぎていて僕にぶつかるのを避けられなかったのは確かだけど、時にはそういうことも起きるものさ。それがレースというものだしね。もちろん、それが最初のコーナーで発生し、その後1周して戻ってこなくてはならなかったというのは痛かったけれどね」

「あの時点でかなりのタイムを失うことになってしまった。セーフティカーが入ってくれることを期待していたんだけれど、そうはならなかった。僕は追い上げようとしていたんだけど、2度ミスを犯してしまい、結局うまくいかなかった。最後のミスによってレースを終えることになってしまったし、本当に恥ずかしく思うよ」

「クルマは全体的にはよかったんだ。速かったし、ペースも有望だと思われた。そしてメルセデスAMGともかなり接近できていたんだ。ここまで接近できたのは久しぶりだった。ばん回を目指して全力を尽くしていたんだ。自分のミスに関しては、あまりにも激しく攻め過ぎていたせいだと言うのが正しい説明になるだろうね」

■キミ・ライコネン「運が悪かっただけ」
決勝/リタイア
「ボッタスとの事故に関してだけど、物事には常に2つの異なる見方ができるものだし、誰だって自分の意見を持つことができる。だけど、正直に言って、それほど大きく違う結果を期待してはいなかったよ。結局のところ、これはレースなんだ。だけど、ロシアのことがあったからああいう結果になったんじゃないかと考えていたよ。彼もそういう目的でやったのかどうかは分からないし、判断は人それぞれだろう。でも最終的な結果は変わらないし、今後に向けて僕も何も変わらないよ」

「もちろん、かなりお粗末な週末を送ってしまったのは確かだ。いろんなことがあまり運に恵まれなかったし、僕たち全員にとっていい気分にはなれないよ。だけど、僕たちはそれでも強いチームだ。僕とセバスチャン(ベッテル)のどちらにも不運な状況となってしまったけれど、そういうことだって時折起こるものさ。チームとしては何も失ったわけではないし、かなり厳しい週末を送ってしまっただけだ。残り2レースでは必ずばん回できると確信しているし、いい結果でシーズンを締めくくりたいね」

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