NEXT...F1開催スケジュール

【ホンダF1】「ほろ苦い週末となってしまった」/F1メキシコGP決勝

2015年11月02日(月)10:49 am

ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久が、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたF1第17戦メキシコGP決勝を終え、次のようにコメントした。

【結果】F1メキシコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■新井康久「アロンソのMGU-Hにセンサー異常が発生していた」
「23年ぶりに戻ってきたメキシコGPは、我々にとってはほろ苦いものとなりました。まず、フェルナンド(アロンソ)のクルマを今日のグリッドに送り出してくれたチームの全員にお礼を言いたいと思います」

「昨夜、我々は彼のクルマのMGU-H(熱エネルギー回生システム)の回転センサーが驚くほど不安定となっていることを発見しました。チームの誰もがレースをしたいという意見で一致していました。そこで、リスクを承知でクルマをグリッドに送り出すことを決めました。いつものようにフェルナンドはいいスタートを決めました。しかし、異常を抱えたセンサーがすぐにフェールモードに入ってしまい、我々としてもクルマをリタイアさせるしかなかったのです」

「ジェンソン(バトン)にとっては苦しい週末になっていましたが、すべてのセッションで全力を尽くしてくれていました。フェルナンドには週末を通じて堅実な走行を続け、レースに向けて2台のクルマのセットアップができる状態にしてくれたことに感謝しなくてはなりません」

「ブラジル(11月15日決勝)に向け、まずは今週末に起こったセンサーの問題に関し、実際に何が起こっていたのかということを完ぺきに分析してレースに備えたいと思います」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック