「アメリカでのレースを楽しみたい」レッドブル／F1アメリカGPプレビュー
レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1第16戦アメリカGP（25日決勝）に向けて意気込みを語った。
■ダニエル・リカルド「追い抜きには最適なコース」
「オースティンは大好きだよ。サーキットも素晴らしいし、街も素晴らしい。食べ物もおいしいし、街の人々やファンも本当に素晴らしいし、ホテルも最高なんだ。とにかく、“素晴らしい”の一言さ」
「僕は音楽を生演奏で聴くのが好きだし、バーに行くのも大好きだ。だから、バーで生演奏を聴くのが最高なんだけど、オースティンはまさにそれができる街なんだ。こういう文化は本当に大好きだよ。それにビーフも楽しみにしている。リブやブリスケットが好きなら絶対にこの街を訪れなきゃだめだよ。本当においしいんだ」
「僕たちが泊まるホテルは大農場の中にあるんだ。これもかなりすごいよ。川があるし、ゴルフコースもある。時にはヘビとだってお目にかかるよ。僕は、ヘビは平気だけどね。ヘビもかなりカッコいいんだ。オーストラリアのヘビとはちょっと違うね」
「サーキットは近代的で、ランオフエリアも広い。これ以上のサーキット建設は望めなかっただろうね。安全でありながら、レースが楽しめるサーキットになっているんだ。F1カレンダーの中でも追い抜きには最高のサーキットじゃないかな」
■ダニール・クビアト「すべての要素が詰まったサーキット」
「このサーキットは僕が（2013年に）F1デビューを飾ったところだし、僕のキャリアにおいて重要な意味を持つところなんだ。昨年のレースはちょっと不運だったけれどね。いいペースで走ることができていたんだけど、キミ（ライコネン／フェラーリ）を追い抜いたあとでタイヤからバイブレーションが発生し、ピットへ戻るしかなかったんだ。だけど、このサーキットには本当にいい思い出があるよ」
「僕はCOTA（サーキット・オブ・ジ・アメリカズ）でレースをするのが大好きさ。本当にいいサーキットなんだ。高速コーナーが多いし、強いブレーキングが必要な個所や長いストレートなど、ほとんどすべてのものがそろっているからね。レースをするには素晴らしいところだし、すごく楽しめるよ」
「セクター1は楽しいよ。高速での左右への切り替えしがあるからね。シルバーストンのマゴッツ-ベケッツみたいだし、F1カーでそこを駆け抜けるのは本当に素晴らしい感覚だよ。それに高低差もすごく大きいし、これに関してはドライバー全員が気に入っていると思う。いいサーキットだよ」
「街も好きだよ。すごく雰囲気がいいんだ。食べ物もおいしいしね。アメリカでのレースは違う感じがするね。独自のスタイルがあって、僕はそこが気に入っているよ」
