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2016年のF1デビューなるか? DTM最年少チャンプ

2015年10月18日(日)15:37 pm

DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の最年少チャンピオンに輝いたパスカル・ヴェアラインが、2016年のF1デビューに向けての重要な話し合いに臨むことになると認めた。

メルセデスチームからDTMに参戦していたヴェアラインは、昨年19歳でDTMにおける史上最年少優勝記録を樹立。2014年9月からF1のメルセデスAMGの控えドライバーに指名されていた。

そのヴェアラインは、21歳の誕生日を翌日にひかえた17日(土)にホッケンハイム行われた今季のDTM最終戦第1レースを8位でフィニッシュし、見事にDTM史上最年少のチャンピオンに輝いた。

メルセデスAMGやフォース・インディアでF1カーのテスト経験も積んできたヴェアラインは、来季からメルセデスエンジンの供給を受けることになったマノー・マルシャからF1デビューを果たすのではないかとうわさされている。

メルセデスのドライバー育成プログラムメンバーとしてDTMに参戦してきたヴェアラインは、2016年からのF1転向に関し、『DPA通信』に次のように語った。

「もしそうなったとすれば、ある意味では残念な気持ちもあるよ」

「特に、今年はこのチーム(DTMのメルセデスチーム)にいてすごく楽しかったし、成功を収めることもできたからね」

「その一方で、僕はF1をやりたいと思っているし、そのためにはどんなことだってするつもりさ」

今季のDTMタイトルを手中に収めたヴェアラインは、18日(日)のDTM最終レースを終えた後、近いうちにメルセデスのモータースポーツ責任者であり、メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターも兼務するトト・ヴォルフと今後に向けての重要な話し合いをすることになるようだ。

ヴェアラインは、次のように続けた。

「どういう選択肢があるのか、そして僕にとってベストな選択は何かということについて話し合いを持つことになる。だけど、もう1年DTMをやろうということになる可能性だってあるよ」

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