トヨタ、あと35年でエンジン車ほぼゼロ目指す/トヨタ環境チャレンジ2050

2015年10月16日(金)5:30 am

トヨタ自動車は14日、「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表し、CO2削減に向けて6つのチャレンジを掲げた。

■35年後の2050年、ガソリンエンジン車はほぼゼロへ

1.新車CO2チャレンジ
2050年には世界の新車走行時の二酸化炭素(CO2)排出量を2010年比で90%削減するため、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池自動車(FCV)などの販売を強化する。

また、東京オリンピックが行われる2020年には、世界の新車走行時の二酸化炭素(CO2)排出量を、2010年比で22%以上の削減を目標とするという。

発表された資料のグラフでは、2010年はエンジン車が9割以上を占めていたが、35年後の2050年にはHV、PHV、FCV、EVが9割以上を占めており、純エンジン車はほぼゼロに近づいている。2050年時点での各々が占める具体的数字は発表されていない。

2.ライフサイクルCO2ゼロチャレンジ
開発や設計の段階から、低CO2材料の開発・使用拡大など、クルマのライフサイクル全体においてCO2排出量削減に取り組むという。

■CO2排出ゼロは工場でも

3.工場CO2ゼロチャレンジ
低CO2生産技術の開発・導入と日常のカイゼンを追求し、世界の工場で導入していく。
また、2050年にCO2排出ゼロを目指して、再生可能エネルギーと水素の活用を促進するという。

4.水環境インパクト最小化チャレンジ
各国の地域事情に合わせ、水使用量の最小化と排水の管理し、地域環境に貢献していく。

■いい町と社会づくりへ

5.循環型社会・システム構築チャレンジ
「エコな素材を使う」「部品を長く使う」「リサイクル技術を開発」「使用済みのクルマからクルマをつくる」という4本柱で、循環型社会の実現に取り組んでいく。

6.人と自然が共生する未来づくりへのチャレンジ
「トヨタの森づくり」「環境活動助成」「環境教育貢献」の3つの柱を充実させる。

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